国際税務

リスクマネジメント

リスクマネジメントとは

リスクマネジメントの基本は、想定されるリスクが起こらないように、そのリスクの原因となる事象の防止策を検討し、実行に移すことです。

まず、想定されるあらゆるリスクを徹底的に洗い出し、そのリスクが発生したらどのような影響があるのかを分析します。
そして、それぞれのリスクについて発生を抑止するための方策を検討し、影響度の大きさに従って優先順位をつけて、リスク防止策を実行します。

リスクマネジメントにおいて最も重要なことは、いかに潜在するリスクを認識できるかということです。
そして、想定されるリスクを予め抑え込める環境を作ることと言えます。
親会社として、どのように海外で子会社を管理するか。
海外子会社の決算書作成に時間がかかっている場合、問題がどこに潜在しているのかを指南します。

当事務所では、作業開始からご報告まで約2~3週間のお時間をいただいております。お気軽にご相談ください。

リスクマネジメントとは

リスク診断・評価

米国子会社税務・不正リスク管理

海外子会社を対象とした税務・不正リスク評価の支援をします。
海外子会社は親会社に比べて不正リスク対策が十分に行き届かない場合が多く、税務に関する諸問題や、不正が発生することも少なくありません。

海外子会社管理の強化は、管理に割ける費用にも限界がある、海外子会社経営への関与がしづらい、などの課題の重要性を認識しつつも敬遠されがちですが、疎かにして問題が起きた場合には親会社にも多大な影響があります。

内部監査支援

内部統制報告制度の導入により、内部統制を独立的な立場で評価する内部監査の重要性が増大します。
内部統制評価体制や内部監査体制の構築支援及び、必要に応じて内部監査の実施をサポートしていきます。
監査計画の立案から監査手続きの策定、監査の実施、報告に至る一連の仕組みの構築を支援します。

内部統制の評価は、評価の客観性を保つためにも、社内において業務から独立的な立場の者が行う必要があります。
客観性を持った評価体制を整備するには、内部監査部門の設置が不可欠です。
会社の状況に応じて、評価体制の整備、内部監査体制の構築について、実効性の高い解決策をご提供します。

GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)

GRCとは、「Governance・Risk・Compliance」の略であり、経営の意思決定効率を高めるための統合的リスク管理手法です。

「Governance」

法令やグループ方針・ルールを徹底させる

「Risk Management」

各組織・業務・プロセスの運営上のリスクを統制する

「Compliance」

これらの運用遵守を確認する

この3つを首尾一貫させ、重複なく効率的にリスク管理として統合化しようとする概念です。